1月16日、プレミアリーグ首位のチェルシーはサンダーランドを7対2と粉砕。
現在、行われているアフリカ選手権の出場国に所属する、ドログバ、カルー、エシアン、ミケルらを欠いているチェルシーが、その影響が格下相手では、問題ない事を証明。
12月の時点で、チェルシーの監督アンチェロッティは「1月の移籍期間に選手を採るつもりはない。現勢力でアフリカ選手権の期間中を凌ぐ」、「新戦力を採っても、ドログバたちが戻ってきてからが問題になるからだ」と発言。1月の苦しい期間を新戦力でカバーしても、アフリカ勢の選手たちが戻ってきたときの過剰戦力をどうするかは、ちょっとした問題だ。
不調のどん底にいるリバプールは、オランダ代表のバベルが出場機会が少ない不満をインターネット上で公開。チームが成績不振にも関わらず、戦力をうまく活用出来ていない。
スターリッジ、ボリニ、カクタ(日系フランス人です。要注目)ら、若手にチャンスを与えるのも監督の役目である事を忘れてはいけない。ACミランの黄金時代を築いたアンチェロッティ監督は、そういったピッチ上では見えない問題点も配慮する目を持っている。
山田一仁